しろくま薬剤師が『人は話し方が9割』を読んで

薬剤師の知恵袋

しろくま薬剤師が『人は話し方が9割』を読んで

こんにちは、しろくま薬剤師です!最近、『人は話し方が9割』という本を読みました。この本は、人間関係を築く上でのコミュニケーションの重要性を改めて教えてくれました。今日は、その内容を元に、「人間関係を築く大原則」についてお話しします。

人間の基本的な欲求

本書でも述べられているように、人は誰しも、自分に対する関心、理解、そして承認を求めています。患者さんや同僚とのコミュニケーションにおいて、これを意識することが大切です。効果的な話し方は実は優れた聞き方に依存しています。ジョークで人を笑わせることも大切ですが、相手の話をよく聞いて共感し、理解を示すことが最も重要です。

ジョブズにはなれなくても

スティーブ・ジョブズのようなカリスマにはなれなくても、誰にでもできる「人に好かれる方法」があります。それが「拡張話法」です。本書を読んで、これがいかに効果的かを改めて感じました。

拡張話法の5つの要素

感嘆

まずは驚きと共に話題を大きく広げましょう。リアクションは少しオーバー気味(思っているより10倍くらい)が効果的です。

  • 例:「それはすごいですね!」、「本当にそんなことがあるんですか?」

反復

相手の話を繰り返し、合いの手を入れる感じで応じます。余計なことを付け加えず、シンプルに反復します。

  • 例:「そうなんですね。」、「なるほど、毎日パンを食べているんですね。」

共感

相手の気持ちや経験に共感を示します。自分の経験と重ならなくても、「いいかもですね」などの表現で共感を示すことが重要です。

  • 例:「毎日食べるのはいいですね。」、「そんな経験、してみたいですね。」

賞賛

相手を褒めることを怠らず、それを10倍くらい大げさにしても構いません。賞賛は相手の自尊心を満たします。

  • 例:「本当にすごいですね!ランニングを続けるなんて尊敬します。」

質問

会話を深めるために質問を投げかけることも重要です。相手の話に興味を持ち、詳しく聞き出すことで相手も話しやすくなります。

  • 例:「それって具体的にはどうやってやるんですか?」

会話に困った時は

会話に詰まったときは、無理に新しい話題を始めるのではなく、共感や反復、賞賛を活用して相手の話を引き出しましょう。これにより、自然な流れで会話が続き、相手に好印象を与えることができます。

『人は話し方が9割』を読んで学んだことを日々の業務でも、患者さんや同僚とのコミュニケーションに取り入れることで、より良い関係を築くことができるでしょう。ぜひ試してみてください!

次回もお楽しみに!

しろくま薬剤師

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